秋鮭っていつもの鮭と何が違うの?

秋鮭っていつもの鮭と何が違うの?

オールシーズン、日本人に根強い人気を誇る鮭。
そして、秋鮭という言葉があるぐらい今の時期の鮭は大人気です。
しかし、秋以外の鮭と秋鮭、その違いを知っている人はどのくらいいるでしょうか?
 
今回は秋鮭といつものと鮭の違いから、秋鮭の栄養や効能、美味しい食べ方まで、トピックにお送りしたいと思います!

秋鮭って?

鮭とひと口に言っても、白鮭(秋鮭)、紅鮭、銀鮭、アトランティックサーモン、トラウトサーモンなど、実は様々な種類があります。
日本(主に北海道から東北地方)の川に遡上するのは白鮭だけで、
秋にとれる白鮭を『秋鮭』、春から初夏にかけてとれる若い白鮭を『時知らず』や『時鮭』と呼びます。
日本で鮭と呼ぶ場合は、白鮭のことを指し、秋鮭は秋に獲れる白鮭のことを指します。

 秋鮭は、2~8年間回遊し、秋(9~12月)に産卵のために故郷の川に戻る鮭で、脂が少なくオスには白子、メスには卵(筋子)を持つのが特徴です。
身は新巻鮭に加工されたり、卵はいくらに加工されます。
秋鮭は紅鮭やサーモンに比べて脂が少ないので、カロリーが低く、産卵前であることから栄養豊富です。
秋鮭はバターを使用したムニエルやホイル焼き、フライ料理など油を使う調理に適しているとのこと。
例えば、秋に旬を迎える「きのこ」と組み合わせてグラタン、なんて食べ方もおすすめです♪

では、秋鮭と他の種類の鮭の違いはなんでしょうか?

まず紅鮭は北太平洋に生息し、日本ではほとんどとれない鮭で、ロシアやアラスカなどからの輸入のものがほとんどです。
産卵期を迎えると、身が真っ赤になることから紅鮭と呼ばれ、適度に脂がのっているのでスモークサーモン、ルイベ(凍った魚を薄切りにしたもの)などに加工されています。
銀鮭も日本近海ではとれない鮭で、チリ産がほとんどです。
国内では鳥取県や宮城県などで養殖されています。
脂がのっているので、焼き物、煮物、蒸し物、鍋物、スープなどにもおススメなんだとか♪
トランティックサーモンはノルウェー産、トラウトサーモンはチリ産の物が流通していますが、同じく脂がよくのっているので、お刺身や寿司ネタになることが多いみたいです。

女性に嬉しい!鮭の栄養効果

鮭は赤い色素”アスタキサンチン”を豊富に含みます。
アスタキサンチンとは、ビタミンEの1000倍もの抗酸化作用を持つと言われており、アンチエイジング、美肌、シワ・シミの予防などの効果が期待できます!

さらにDHAやEPAも多く含まれていると言われているので、脳の神経細胞の働きを助けたり、肌のターンオーバーを正常に保つ働きや、血行を促進するなどの効果もあると言われています。
特に鮭の皮の部分にコラーゲンが多く含まれているため、皮まで香ばしくパリッと焼きあげて食べるのが良いでしょう。

コラーゲン生成に必要なビタミンCを一緒に摂ると、美肌に良いだけではなく、血管や骨も丈夫にしてくれますので、レモンをかけたり、ビタミンC豊富な野菜を添えて召し上がるのがオススメです!

秋鮭の目利きポイント

美味しい秋鮭の切り身を見分ける際のポイントは2つあります。

ポイント② 皮に銀色の光沢がある
産卵が近づくにつれ皮も疲れて光沢がなくなり、オスには赤い縦ライン、メスは黒い横ラインが婚姻色も出てきます。
婚姻色が出ると格段に味が落ちるので、皮にハリがあり光沢感のあるものがおすすめです!

普段から日本人の食卓に馴染み深い鮭ですが、旬のを迎えた秋鮭は栄養面、味ともに、大変優れています。
ぜひ秋鮭を堪能してください!