「未病」の予防が10年先の健康を決める!

「未病」の予防が10年先の健康を決める!

「もうひと頑張りしたいときはエナジードリンク」「頭痛薬は常に常備している」
病院行くほどではないけれども、「元気」とも言えない。
そんな頑張り過ぎなあなたはもしかしたら”未病”かもしれません。

未病とは、健康と病気の間で連続的に変化している状態のことを言います。
人の健康状態は、ここまでは「健康」、ここからは「病気」というように明確に分けることはできません。

人生100年時代と言われている現在、ますます予防医療は注目されています。
本日はその「予防医療」の原点にもなった”未病”についてお話します♪

未病ってなに?

なんとなく身体がだるい…少しでも不調を感じたら未病の始まり!

最近、何となく体がだるい、疲れやすい、体が冷えるとか、頭痛や肩こり、めまい、不眠といった体の不調を感じる自覚症状はありませんか?

もし、こうした体の不調を示す症状を自覚しているのに「健康診断の結果も悪くないし、忙しいからちょっと調子が悪いだけ」なんて、軽く考えているとしたら、要注意。
病院の検査で異常が認められなかったとしても、こうした自覚症状があるということがすでに未病の状態です。

未病の症状は人によってさまざま。
少しでも調子がよくないと感じたら、それは未病の始まりなのです。

しかし、未病には、自覚症状がない場合もあります。
健康診断などの検査結果で異常がわかってはじめて、体の不調に気付くこともあるからです。

いずれにしても、未病と気付いたら、早めにケアをすることが、健康を取り戻すための重要なポイントです!

自分の未病は?!”未病チェックシート”

未病も人によって、様々。
未病には大きく6つのタイプに分けられます。

○気滞タイプ

「気」の巡りが悪く停滞している状態。主に自律神経系の緊張やコントロールができなく不安定な状態。
精神的ストレスでイライラしたり、不安、憂鬱感を感じます。気の巡りが悪いので片頭痛があったりもします。

○陰虚タイプ

「水」が足りてなく、体に潤いがない状態。体を潤し熱をさます働きのある水がないので、熱によるのぼせや口渇が現れます。
また皮膚に乾燥感があったり、からぜき、便秘傾向があります。

○瘀血タイプ

「血」の巡りが悪く滞り、体に栄養素が巡らない状態。巡りが悪いことから、皮膚のトラブル(しみ、くま、ニキビ、肌あれなど)に現れやすい。また血行が滞ることから、肩こりや関節痛、頭痛なども招きやすい

○血虚タイプ

栄養素である「血」が不足している状態。循環が悪くなることで、全身に栄養が行き渡らないため、貧血の傾向やめまい、しびれやけいれんなどの症状も現れやすいです。また肌がカサカサしたり、抜け毛や白髪が増える傾向があります。

○水滞タイプ

水分代謝が悪く、「水」が体内で停滞している状態。 余分な水分が溜まっているので、ぽっちゃり体型で、汗をかきやすく軟便下痢気味の傾向があります。頭や体が重だるく感じやすいのも特徴です。

○気虚タイプ

「気」が不足している状態。エネルギーが足りていないので、疲れや倦怠感があり、体が冷えやすい。胃腸も弱く、食欲不振や胃もたれ、軟便・下痢をしやすい。体力も無く免疫機能も低下し、風邪を引きやすい。

こちらのサイトでは自分の体質を診断できます!
ご自身の体質と疲れやすいポイント、自分のタイプを知って未病の改善に役立ててください♪

(外部サイト)未病診断チェックhttps://me-byo.com/

未病の予防!万病の元”冷え”症を撃退

体温が一度下がるだけで、免疫力は約三割低下。
「冷えは万病の元」と言われる通り、冷えを長く放っておくと「疲れ」「肩こり」「胃腸の不調」「不眠」など様々な症状となって現れます。

手足の先が冷たくなるのは冷えの初期。腰やお腹に冷えを感じるようなら、かなり進行した状態です。

しかし実際には自覚症状のない「隠れ冷え」の人も少なくありません。「たかが冷えだし…」と、甘くみている方は要注意!冷えのメカニズムや万病の元と言われる所以、さらに温活について、お話していきたいと思います!

☑セルフチェック(自分が冷えているか、体を触って確かめる方法)

朝起きたらすぐに、布団の中で脇の下に手を入れた後、お腹を触ってみましょう。
お腹のほうが脇の下よりも冷たければ冷えている証拠です。

なんで冷えると不調になるの?

ではなぜ冷えると不調が現れるのでしょうか?
鍵を握っているのは「自律神経」になります。

私たちの体は、体の働きを調整する「自律神経系」、ホルモン分泌をつかさどる「内分泌系」、外部の異物から体を守る「免疫系」、生体内の物質とエネルギーをつかさどる「代謝系」の四大システムにより健康を維持しています。

そのうち自律神経系は、私たちが意識しなくても、呼吸や心臓の働き、体温調節などあらゆる生命活動の調整を行ってくれるシステムです。活動神経の「交感神経」と、リラックス神経の「副交感神経」があり、この2つがシーソーのようにバランスをとりながら体内を調整しています。

疲労や睡眠不足、ストレスなどで自律神経系が乱れると、体温調節機能が正常に働かず、手足の血流量が必要以上に抑制されます。これが「冷え症」です。

冷え性による血流の悪化は、「肩こりや腰痛」、「肌トラブル」「むくみ」を引き起こします。
さらに低体温は、代謝の働きを鈍らせ、免疫機能も低下するため、太りやすくなったり、花粉症やインフルエンザにかかりやすくなります。
他にも生理不順や、不眠を引き起こしたり、「冷え」は未病を予防する際に、鍵となる要素であると言えます。

自分でできる温活

日頃の生活習慣から、長い歳月をかけて体に現れた冷えは一朝一夕で改善できるものではありません。体が温まると、血行がよくなり、代謝もスムーズに。

「衣」・「食」・「暮らし」の3つのカテゴリーから温活ポイントをご紹介します!

– 衣編 –

身体をあたためるポイントは大きく3つになります。 

  1. 上に薄く、下に厚く
  2. 3つの首を温める
  3. お腹周りを冷やさない

1つ目のポイントは、下半身が心臓から遠く、血流が滞りやすく冷えやすい部分であるため。
2つめのポイントは、「首」の字がつく部分=皮膚のすぐ下を血流の多い動脈が流れているため。
3つ目のポイントは、お腹周りには腸や子宮などの内蔵、副交換神経の中枢、仙骨があるためです。

– 食事編 –

食べる物によって体が温まったり、冷えてしまったりと、食事は体に大きな影響を与えます。

中でも気をつけるべきは、食べ過ぎです。
食べ過ぎると消化・吸収を活発にするために、胃腸に血流が集中します。その分、全身に血液が行き届かなくなり、冷えが生じてしまいます。

食事は腹八分目で、なるべく規則正しく摂るようにしましょう。

また食物によって身体を温めるものと冷やすものがあります。
冷えを感じたときは特に積極的に「身体をあたためる食べ物」を食べるのが良いとされます。

- 食べ物の陰陽表 -
※こちらの「食べ物の陰陽表」にアクセスすると、陰から陽に分布した食べ物一覧を見ることができます。

身土不二の考え方
身土不二とは其の土地で取れた旬の食材を食べることが身体にとって一番良いというもの。
冬に熱帯で育つバナナや夏が旬のトマトを食べるぎると身体を冷やしてしまいます。
一年中同じ食材が手に入る時代だからこそ、旬のものを積極的に選んでいくことがおすすめです。

– 暮らし編 –

日常生活の中にはたくさんの温めポイントがあります。
体を動かす時に下半身の筋肉を意識したり、風呂の湯温をぬるめに設定したりするなどポイントを押さえて、効果的に体を温めていきましょう。

また、自律神経のバランスを乱さないことも大切。
ストレスや疲れはため込まず、上手に解消していき、内臓の働きやホルモン分泌と深くかかわっている体内時計を整えることも、冷えない体づくりには欠かせません。

身体が温まる”暮らし方”ポイントはこちら!

  1. 冷暖房の設定温度は、夏は28℃、冬は20℃を目安に。
  2. 日常動作を運動に変える
  3. 毎日微温浴(38~40℃前後)を心がける
  4. 毎朝同じ時間に朝日を浴びる

腹式呼吸で手軽に温活!

何かとストレスが多い現代人は、体を緊張させる交感神経優位の状態になりがち。
自律神経の乱れを解消するには、意識的にリラックスしている状態をつくり出すことが必要です。

そこでおすすめなのが「腹式呼吸」
いつでもどこでもできる呼吸法と共に、お腹の血流をよくする簡単な体操をご紹介します!

誰でもできる!簡単寝っ転がり腹式呼吸

-やり方-

step.1
両手を下に伸ばして、少し腕を開く。
手は骨盤の上あたりのお腹に。

step.2
鼻からゆっくり息を吸いお腹をふくらませる。

step.3
息を吸いきったら、ゆっくりと息を吐きお腹をへこませる。
このとききちんと吐けていると、骨盤上あたりの筋肉が盛り上がり、お腹の上においていた手を押す感覚がわかる。

なんとなく調子が出ない、けれども頑張っているという方、多いのではないでしょうか?

病気になってしまってはせっかくの頑張りも台無しです。
疲れているなと思ったときは無理をせず、ぜひ普段頑張っている身体をしっかりと労ってあげてください。